有限会社アイビ
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●造園
●土木工事
(有)アイビは、福井県鯖江市・福井市・越前市を中心に造園設計・施工・工事から造園土木、造園管理まで行っております。
和風、洋風庭園はもとより、塀やフェンス、門扉などのエクステリアから車庫、ガレージ、アプローチまで外回りのことなら何でもご相談ください。
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生垣は、手入れをしないで放任しておくと丈が高くなって横幅が広まってくるだけでなく、枝の出方が粗くなり、下枝が上がって寿命が短くなってしまいます。
これを防いで一定の高さと幅を維持し、枝葉を密生させるには、刈り込みが必要です。
1回目の刈り込みは、新芽が展開して新枝の伸び切った5月頃に行うのが一般的。
7~8月には徒長枝が出て形が乱れてしまうため2回目、3回目は10月くらいです。
以後は伸びが止まるので、3回は刈り込みましょう。
なお、樹種によっては異なる方法で行うこともあります(針葉樹は回数が少なくて済みますが、2回は必要です)。
枝に粗密があるところは、縄で誘引してから刈り始めます。
生垣の生長は一般的に上のほうが盛んなため上部を強く刈り、下枝は大切にしてやや幅広く仕上げます。角を付けるときは、見通して一直線になるように気を付けましょう。
竹ほうきで刈りくずをよく払っておかないと赤茶けて見苦しくなるため、最後の仕上げは大切に。
なお、刈り込みバサミをほうき代わりに使って葉を振るい落とすのは、やわらかい新枝を傷付けるため良くありません。
枝葉の汁を吸う害虫としてアブラムシ、グンバイムシ、カイガラムシ、ハダニがいます。アブラムシ、グンバイムシにはスミチオン乳剤の1,000倍を年6回以内で散布します。
カイガラムシは貝殻に覆われていて薬剤が浸透しにくいため、5~6月に発生する幼虫に対してスプラサイド乳剤40の1,000~1,500倍を年5回以内で散布します。
ハダニには発生初期にバロックフロアブル2,000倍を。薬剤散布は1回だけでは効果が出にくいので、10日間隔で3回は散布する必要があります。特に葉の裏にかかるようにしましょう。