夏のお手入れ
手入れ
六月は、夏に向けての衣替えをする季節。庭も春から夏の植栽へと衣替えの時期になります。
しかし、梅雨特有の高温多湿になったり、急に梅雨寒が訪れたりと天候は不安定です。また、最も病害虫が発生しやすい時期でもあり、こちらも注意が必要です。
とかく梅雨時はじめじめと気分も滅入りがちになりますが、植物の緑が生き生きと輝いて見える季節でもあります。
しかし、梅雨特有の高温多湿になったり、急に梅雨寒が訪れたりと天候は不安定です。また、最も病害虫が発生しやすい時期でもあり、こちらも注意が必要です。
とかく梅雨時はじめじめと気分も滅入りがちになりますが、植物の緑が生き生きと輝いて見える季節でもあります。
剪定
ツツジ類は花が落ちた後に花殻が汚く残るため、花後は早く整枝剪定や刈り込みを行いましょう(来年の花芽は初夏に形成されます)。
樹形を維持するためには、少々強く剪定しても大丈夫です。
なお、整枝剪定、生垣などの刈り込みが終わった枝は、挿し木に使うことができます。
アオキ、ヤツデ、ナンテン、カクレミノなどは幹から不定芽(※ )を出す性質がありますので、この時期に葉の付いている節のところで切れば、新芽を吹いて仕立て直しができます。
大きくなりすぎた枝を元から切るか、あるいは切り戻して高さを調節します。
地際から伸ばして形を整えるのも良い方法です。
作業内容 | 植物の種類 | 基本料金 |
機械刈り・手刈り | 芝、雑草など | 3,000円(税抜)~/1時間 |
剪定 | 高、中、低木、 | 要応談 |
※剪定に関しては、夏以降も随時作業をお受けしております。
※正確な料金をご提示する際は、必ず現場を拝見させていただいております。
害虫駆除
■害虫駆除
常に植物は害虫から狙われています。きれいなお庭を保つには害虫の早期発見と適切な防除が重要です。害虫の種類などで駆除の方法や料金が異なりますので、ご相談ください。
作業内容 | 植物の種類 |
基本料金 |
害虫防除 | アブラ虫、マツケ虫、チャドクガ、エラ虫、カイガラ虫など | 150円(税抜)~/1リットル |
※正確な料金をご提示する際は、必ず現場を拝見させていただいております。
降り注ぐ日差しは夏本番を告げています。植物たちの暑さ対策や、毎日の水やりに気を配りましょう。
庭木の移植や植付けは、梅雨明け前に終わらせましょう。梅雨明け後は水分の蒸散も激しく、植物も息切れしてしまいます。
この時期は新梢が盛んに伸び、葉も茂って風通しが悪くなってきます。通風や採光のため、込み合った部分を整枝・剪定しましょう。
この時期は新梢が盛んに伸び、葉も茂って風通しが悪くなってきます。通風や採光のため、込み合った部分を整枝・剪定しましょう。
水遣り
庭木・植木などの樹木は、草花や鉢植えのものと違って根を深く張っています。
少量の水を毎日遣ると、かえって水分を吸収する細根は水を求めて地表近くで伸び、乾燥に弱くなるため、毎日水を遣らず、1週間に一度土壌深く水が浸透するように水遣りをしましょう。
具体的には穴を掘ったり、また「水鉢」といって根元に土を盛って水溜まりができるようにしたりもします。
少量の水を毎日遣ると、かえって水分を吸収する細根は水を求めて地表近くで伸び、乾燥に弱くなるため、毎日水を遣らず、1週間に一度土壌深く水が浸透するように水遣りをしましょう。
具体的には穴を掘ったり、また「水鉢」といって根元に土を盛って水溜まりができるようにしたりもします。
保水性を高めるために、堆肥や腐葉土を土に混ぜ込むのも良いでしょう。
間引き剪定
落葉樹を含めて7月に入ると、幹のあちこちから芽(不定芽)が吹いてきます。
そのまま放っておくと上部の勢力を阻害しますので、不要なものは切り取ります。
そのまま放っておくと上部の勢力を阻害しますので、不要なものは切り取ります。
この時期は暑さと水切れ、台風などに注意が必要です。
暑さ対策については、必要に応じて遮光ネットやマルチングを施しましょう。
また、照り返しと通風にも気を配りましょう。
この時期は日照りが続くと、庭木でも水切れを起こすことがあります。
また、照り返しと通風にも気を配りましょう。
この時期は日照りが続くと、庭木でも水切れを起こすことがあります。
葉水
庭木・植木の葉には塵埃が付着しているので、ホースで圧力をかけて落とす(葉水)必要があります。
早朝か夕刻にホースの先を指先で強く押さえて水を圧送し、その力で葉を洗いましょう。水を遣る場合には、植え込みへホースの先を出しっ放しにして、たっぷりと地中に吸い込ませるほど与えます。
早朝か夕刻にホースの先を指先で強く押さえて水を圧送し、その力で葉を洗いましょう。水を遣る場合には、植え込みへホースの先を出しっ放しにして、たっぷりと地中に吸い込ませるほど与えます。
病害虫対策
ドクガ、イラガの仲間が多数発生しますので、注意して作業を行ってください。葉の裏に寄生していることが多く、見つけることが難しいものの、見つけ次第、葉ごと切り取り踏み殺しましょう。