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冬のお手入れ

花壇の片づけが済んでいない場合は、十一月の庭仕事に準じて早めに作業を終わらせましょう。
十一月に引き続き、落葉樹の植え付け、植え替え、剪定の適期です。とくに整枝・剪定は、葉が落ちて枝の様子がよくわかるこの時期を逃さずに行いましょう。
庭木は、休眠期に入るため多少強い薬剤をかけても薬害が出にくくなります。

病害虫の卵

直径1~2mmの球形をした卵を多数帯状に産卵するオビカレハ、産卵後、黄褐色の短い毛を山盛りに多数積み上げるマイマイガ、ウズラの卵を長さ1cmほどに小さくしたようなイラガのさなぎなどがよく目につきます。
剪定バサミや鎌などで擦り、卵などを潰してください。また、落葉を株元や庭隅に積んでおくと、害虫や病原菌の越冬場所になります。
焼却処分に出すか、庭を掘り土中深く埋め込んでください。
処理に困るほどの量がある場合は、植木屋さんに頼んでも良いかもしれません。
 

 
落葉樹が冬枯れで葉を落とし、休眠の真っ只中にある1月。落葉樹は植付け、剪定の適期です。
徒長枝、不要枝を取り除いて、日当たりや通風が確保できるようスッキリ仕立ててあげましょう。
草花の管理では、冬の空気は非常に乾燥しているので、水遣りを忘れて枯らしてしまわないようにしましょう。

寒肥(かんぴ)※冬の寒い時期の休眠期にある庭木などに施す肥料のこと

もっとも重要な寒肥を行います。
これは、根の活動がもっとも低下している時期に、土の中で時間をかけて分解して栄養になる有機質肥料を与える方法で、根にダメージを与えることなく、最適な肥料をタイムリーに与えられます。
遅くとも、根の活動が活発になる2月上旬までに済ませましょう。
多くの場合、牛糞堆肥、鶏糞、骨粉などを与えます。
また、マツやカエデなどは害虫対策(越冬中のダニ・カイガラムシ・スス葉枯れ病・サビ病駆除)として、カダンK(アレスリン・マシン油)などを散布します。
 

 
一月にやり残した庭木の整枝剪定、土作り、害虫防除など、寒中にできる作業はまだ適期です。
特に、石灰硫黄合剤など強い薬品は、新芽が動き出すと使えなくなってしまうので、注意しましょう。

植え替え

1月下旬から2月半ばにかけての時期は、花木を植え替える好期です。
植え替えは、根を切ってしまう恐れがあるため、木の活動期を避け、休眠期に行うのがもっとも安全です。2月に入ると開花や開葉に向けた根の活動が始まるため、その前に植え替えを行い、花付きを損なうことなく春を迎えましょう。
ただし、2月は1年でもっとも寒い時期なので、植え替えにはそれなりの注意が必要です。

剪定

太い枝の剪定は、樹液の動き始める前のこの時期が適期。表皮が剥がれにくく、回復が早いからです。
幹に接した位置で切り、切り口を消毒しましょう。

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